2008.05.20

2008OQT/ Kazakhstan

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   いつ切れるかハラハラドキドキ、主砲パブロワ

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 流れを変えるブロードが武器、ルイコワ改めジュコワ

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 だてに顔が怖いわけじゃない、ムードメーカー、マトエベワ

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      出るとサーブで集中砲火を浴びたピュロワ

今晩、日本ーカザフスタン戦があるので、とりあえずカザフスタンをアップ。(本当はポーランドやセルビアなども出したかったけど、時間がないのでまた後日アップします。)
土日2日間カザフの試合を見たけど、本当にひどい。今まで見た中で、1番モチベーションが感じられない。世界選手権で、アメリカやオランダとフルセットの死闘を演じ、朗平に「今後要注意」と言わしめた、同じチームとは思えない。何が違うのか、と思ったけど、それほどメンバーも変っていない。ライトのクバシェビッチがいないくらいか。
ポーランド戦、ベンチ前で見ていたら、監督がかなり怒っていた。それを見ていて、あ、監督が代わったのか、と思った。世界選手権のときは、見るからに好々爺という感じの監督だった。選手たちも楽しそうに、伸び伸びとプレーをしていた。調べたら、2006年世界選手権、2007年WGP、2008年今回と、全部監督が違う。これはやっぱり尋常なことではないと思う。協会ががたがたしているのか。選手は皆良い素質を持っているのに、本当にもったいない。

この2日間と同じなら、カザフは日本の相手ではないと思う。ポーランド戦のカザフは、サーブで崩され、何も攻撃が出来なかった。ディグで良いプレーがあっても、ブロックでワンタッチをとっても、つなぎが悪くてお見合いしたり、ぶつかったり。パブちゃんお約束の「切れ」の場面も何度かあった。同じ切れならスパイクの方で、たくさん見せて欲しい。
カザフに勝機があるとすれば、やっぱりパブちゃん頼り。とにかくキャッチが返って、パブロワのスパイクが炸裂して、全員のモチベーションがあがれば、勝機はあるかも。そして、パブちゃんとは対照的、冷静沈着、流れを変えられるジュコワにも期待。

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     細いけど、恐らく精神力は一番タフ

彼女は昨年WGPで、登録名は「Rykova(ルイコワ)」なのに、シャツネームは「Zhukova」になっていた。前年の世界選手権のときから結婚指輪はしていたし、どうしてだろうと思って、WGPでサインを貰ったときに聞いてみた。そしたら、「ダブルネームよ」ということだった。正式には、ナタリア・ルイコワ・ジュコワ。ジュコワが夫の姓とか。
ついでに、「Zhukova」はどう発音するのか?と聞いたら、「ジュコワ」・・・この「ジュ」がフランス語の「ジュテーム」の「ジュ」のようで、難しい。
口をすぼめて「シュ」と息を吐く感じで「ジュ」と言うと、いいらしい。
って、そんなこと知ってどうする!て話だが。

全日本の写真も少しだけアップ。

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       今日もサーブで崩すか、木村サオリン

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     「今日の試合は・・・」 「明日もがんばります」

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  なぜかポーランド選手にピントが合ってしまう私のカメラ

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2007.08.15

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     8/5 ドミニカ戦。やっと本領発揮していたパブロワ

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前回の日本戦では、全く力を発揮出来なかったカザフスタン。
エースのパブロワも、世界戦選手権で見たときの2割くらいの出来だった。初めての大アウェイでの試合で、完全に舞い上がっているように見えた。

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    どのチームからも徹底してサーブで狙われた、パブロワ

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            日本戦終盤。心なしか、目も虚ろ。

初日、観客席にライトのクバシェビッチがいたので、驚いた。代わりに誰がライトに入っているのかと思ったら、クツコ。私の記憶する限り、世界選手権ではずっと控えで、1度も(又は殆ど)試合に出なかった選手。おまけに登録選手がカザフスタンは11名しかいない。恐らく大会直前に、クバシェビッチに何かアクシデントがあったのだろう。

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    今回、観客席から応援していたクバシェビッチ。

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         代わってスタメンだったクツコ。

クツコは経験不足のせいか、常に不安げな様子で、プレーがかなり雑だった。
第2週、カザフスタンは第1戦のロシア戦の第2セットで、クツコに替えてカルポワを投入。それ以降、本来センターのカルポワ、ルイコワ、ナセドキナの3人がコートに入っているが、恐らくカルポワがライトに入っているのだろう。試合は落としているが、かなりどの試合のどのセットも接戦になっている。

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          今大会、好調のカルポワ

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             気合も充分

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      鍵を握るか? カザフの落合ちゃんことカルポワ

カルポワが好調だったせいか、第1週は少ししか出番がなかったルイコワも、第2週からはずっとスタメンなのが嬉しい。 

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      ベテランらしい安定したプレーのルイコワ

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       第1週は、ピンチで出場することが多かった。    

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彼女は一見とても可愛い選手だが、既婚者の落ち着きか、チームが浮き足立ったときにみんなに声をかけたり、チームのまとめ役のように見える。パブロワも、ドミニカ戦勝利の後、1番にルイコワに抱きついていた。
もうひとり、センターのナセドキナは、速攻、ブロックが持ち味で、特にブロックは乗ると連続して決まり出す。

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          センター、ナセドキナ。

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              決まった~~!

その他、パブロワの陰に隠れているが、もうひとりのレフト、グルシコにも注目したい。彼女は、感情の起伏が大きいパブロワとは対照的で、常にポーカーフェイス。相手の動きをよく見て前後に落としたり、さすがベテラン、巧いなあと思う。

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         地味だけど、巧い選手、グルシコ

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今週末、日本と2度目の対戦をするカザフスタン。
キャプテンのパブロワが、毎回、試合後の記者会見で、「私たちに欠けているものは、(国際大会での)経験」と語っている。1度大アウェイを経験したことで、前回とは違ったプレーが見れると、期待したい。
セッターに不安があり、ライト・クバシェビッチの不在も痛いが、とにかく勝敗よりも、「これがカザフスタンのバレー」というのを見せてほしい。相手レシーバーを吹き飛ばす、超ダイナミックなパブロワのスパイク。あきらめずに、拾って拾ってつないでいく、タフなプレー。世界選手権で観客を魅了した、そんなカザフのプレーをまた見せてほしいと思う。

第1週の閉会式で、パブロワはふざけたり、大笑いしたりしていて、とても明るく豪快な性格に見えた。80年・モスクワオリンピック、金メダリスト(ロシアチームのメンバー)のLarisa Pavlovaの娘として、他とは一味も二味も違ったプレーを、今週末、ぜひ披露してほしい。

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      カメラマンがカメラを向けると、手で数字を隠していた

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       こんな笑顔を、試合後にも見れるか

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2007.01.05

Kazakhstan1

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 エースでキャプテン、大黒柱のエレナ・パブロワ(Yelena Pavlova)

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       手前はプエルトリコのエース、クルス

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      頼れるキャプテン、みんなに指示出し。

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            止められたーー

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    大接戦の末、プエルトリコに敗れたが、笑顔。

11/3、カザフスタンープエルトリコ戦。
神戸で3日間観戦したうち、最も印象的だった試合のひとつ。この試合の勝者が、ほぼ2次ラウンド進出を決めるので、どちらも一歩も譲らぬ大熱戦になった。
実は最初のうち、この試合は見ていなかった。朝早く家を出て、神戸に着いて、フルセットのオランダーブラジル戦など2試合見て、写真も沢山撮って、疲れてしまった。この試合はパスしようかなと思い、最初は写真も撮らず、ただぼうっと眺めていた。が、次第に、これは面白い!とどんどん引き込まれていった。
特に、パブロワの迫力の重いスパイクに、眠気も吹っ飛んだ。プエルトリコのエース、クルスもキューバの選手のような跳躍力抜群の選手で、この両エースの打ち合いが、見ものだった。ふたりとも、レシーブも上手く、キャプテンでもあり、チームの要だ。

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         アウレア・クルス(Aurea Cruz)

カザフスタンは、パブロワがとにかく目立っていたが、センター線を絡めて速攻、ブロードも多用していた。
そのセンターで、ルイコワが印象に残った。

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      中央1番、ナタリア・ルイコワ(Natalya Rykova)

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ちょっと線は細いが、ブロードが得意な選手。
写真以上にキュートな選手で、後ろの席のご夫婦が、しきりに「1番、可愛いね」と言っていた。

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     「抗議する顔まで可愛い!」と後ろから声が。

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       負けてとても悔しそうにしていたルイコワ。

カザフスタンは、話す言語がロシア語のみの選手が多いが、ルイコワはロシア語、英語、フランス語。と思ったら、以前はフランスリーグにいて、そのチームでキャプテンまでしていたらしい。現在は、ナショナルチームがそのまま移動したような、カザフリーグのRahatに在籍。
翌日のカメルーン戦も楽しみにしていたが、この試合にルイコワは出なかった。圧勝(ダブル、トリプルスコア)だったせいか、タイムアウト中もふざけたり、お茶目な感じで、印象が変った。

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           走る姿も可愛い!?

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   ルイコワとじゃれていた、ユリア・クシコ。 髪が目立った!

他に、センターで、オルガ・ナセドキナが、ひとりトルコ風の風貌だったのと、ブロックが良くて印象に残った。

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            止めたーーー!

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         スパイクも決まったーー!

カザフスタンは、リベロのエザウを中心に、よく拾ってつなぐ、粘り強いチームだった。

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 エレナ・エザウ(Yelena Ezau) すごく小柄に見えたけど、175cm!

アメリカにフルセット、14-16で負け、オランダにもフルセット、13-15で負けたカザフスタン。
オランダーカザフ戦は、帰りの時間が迫っていて見れなかったけど、見た友人曰く、神戸で1番印象深い試合だったとか。この試合に勝っていれば、2次ラウンドに進出出来た。
この後、アジア大会でも、日本にも台北にもフルセット、大接戦の末、負けた。うーん、粘り強いのか弱いのか。
でも今後、台北や韓国以上に、日本にとって強力なアジアのライバルになることは、間違いないと思う。すごく細い選手が多かったので、もう少し筋力アップしてパワーがついてくれば、パブロワという絶対的なエースがいる限り、非常に怖い存在だと思う。今後、アジアで1番注目したいチームだ。

その他の選手。

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      オルガ・グルシコ。ベテラン、オランダ戦で活躍。    

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  オルガ・クバシェビッチ。まだ21歳、将来楽しみ。

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