2012.03.26

日立・フランシー&・・・チャレンジリーグ初観戦

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    初めて見る、日立のユニフォーム姿のフランシー

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    そのフランシーを激写する、謎のオランダ人オタ

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    こちらも3年ぶりに見た、奇跡の40歳・内田役子   

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  パイにいた頃よりさらにトスワークが冴えていて、びっくり!

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   同じく現役続行・39歳アチャさん。 入れ替え戦の切り札か

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  左・城選手。怪我が治って現役復活。爽やかな笑顔も健在

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          響きあうふたり

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         「ほんまでっか!?」    ・・と言ってた気がする

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       試合の後も笑顔があふれていた

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       写真のチェックに余念のないオタさん

おまけ

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   年齢・国籍不詳の4人。1番の若手は真知子巻きシャイーン

応援叶わず車体の入れ替え戦出場が決まったその翌週、生まれて初めてチャレンジリーグの観戦に行った。
上尾がどんなチームかということと、その上尾でプレーする5年ぶりに見るフィオリン、そして再び日本に帰って来てくれたフランシー!を楽しみに、ひたちなかに行った。

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      2007年ワールドカップ以来のフィオリン

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        まだ初々しかった20歳のフィオリン (2005年)

最初見たとき、あれ、フィオリンだいぶ劣化したかな?と思った。でもだんだん後半になると重いスパイクを打っていたので、力半分も出してないのかも・・と思った。今どれくらいの力なのかは、この日の対戦だけでは不明。
たしかこのフィオリンのいたイタリアとフランシーのオランダが、2005年のWGPで対戦したはずと思って探したら、こんな写真が見つかった。

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フランシーは、上の写真の通り、本当に楽しそうにバレーをしていた。パイオニアのときの優勝請負人のようなプレッシャーがないからか、アチャさんやユキさんなど朋友に囲まれているからか、大病を乗り越えての今だからなのか、多分その全部だと思うけど、見ていて本当に良かったなあ、大震災の後の日本にまた来てくれてありがとう、と思った。

フィオリンも、2008年のインタビューで「今まで行った国の中で最も印象深い国は?またその理由は?」と聞かれ、
「日本。何度も行ったけど、どこもすごく綺麗で組織化されている。人々は皆親切で礼儀正しい。他国とは全然違ったメンタリティを持っている」
と答えている。きっとすごく日本を気に入ってくれていたから、この時期の日本に来てくれたのだろう。

チャレンジリーグを初めて見て、正直、プレミアとはだいぶリーグとしてのレベルの差があるなあと思った。
その中で日々試合をして飛び抜けている日立、上尾と、勝ち星をなかなか上げられなかったとは言えプレミアの中でもまれている車体、NECとでは、やはり後者にかなりアドバンテージがあると思った。
ただ入れ替え戦には緊迫した独特の雰囲気があるので、その雰囲気にのまれないで車体には絶対勝ってもらいたいし、フランシーにももう1度プレミアでプレーしてもらいたい。
でももしNECがチャレンジに行くとなるとちょっと寂しいし(その前に存続の危機?もあるかも・・)、上尾もすごく雰囲気のいいチームだなと思った。以前のようにプレミアが10チームならいいのに・・・とちょっと思った。

最後に、この日、日立の対戦相手だったGSSサンビームズ。リーグ最下位ではあるけど、元気いっぱい、1点決めるたびに全員が走り回って喜ぶ姿に感動した。バレーの原点を見る気がした。珍しい東京地元のチームなので、また機会があればぜひ見てみたい。

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  1番元気が良かったリベロの大場知英選手。

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  コートの中ではなく外まで飛び出して、走り回る!

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あまりの速さになかなか写真が追いつかず。中央エース・須江選手。

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2010.05.15

Chaine Staelens

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上の写真は、3位決定戦のときのもの。フランシーがシャイーンの応援に来ていた。

書こうかどうしようかずっと迷っていたが、いずれわかることなので、書くことにした。
先日の黒鷲にシャイーンの姿がなくて、あれ?と不思議に思った方も多いと思う。
実は、黒鷲の直前、4月27日に、シャイーンの最愛の恋人でありパートナーである、Jonathon Walshさんが亡くなった。死因ははっきりとはわからないが、「心停止」となっていたので、恐らく心臓発作ではないかと思う。滞在先のスイスで亡くなった。享年32歳。

黒鷲の前、オランダチームファンの友人が、こちらのサイトを見て、訃報を知った。
知らせを聞いて、私もびっくりして見てみたら、開幕戦のときにシャイーンのもとに来ていた男性だった。試合後、ファンにサインをするため観客席に来たシャイーンと、親しげに話をしていたので、ボーイフレンドだろうと思っていた。まさにその人だった。後でファンの人に聞くと、Jonathonさんは2度、今リーグ中に日本に来ていたそうだ。

Jonathonさんは、カナダ出身のバレー選手で、いろいろな国でプレーをしていた。最近では、後進の指導にあたったり、マネージメントの仕事もしていた。
2005年には、オランダのMartinusの男子チームでプレーをしていた。同じくMartinusの女子チームで、同年シャイーンもプレーをしていたので、そのときに知り合ったのだろう。ふたりは数年来、アムステルダムで一緒に暮らしていた。
シャイーンは、訃報を聞いて、すぐに日本を離れた。カナダでの葬儀の後、5月4日にオランダでの葬儀が行われた。

あるページに、シャイーンの弔辞のような文章が載っていた。
それを読むと、ふたりがどんなに固い絆で結ばれていたか、また彼がどんなに愛すべき人だったかが、伝わってくる。彼はいつもシャイーンの指針となってくれ、試合で落ち込んだときには様々な方法で優しく励ましてくれた。パソコンが大好きで、いつも出かける直前までやっていて遅れがちになったこと、離れていてもskypeで連絡を取り合っていたこと、昨年のクリスマスには彼の故郷のカナダで過ごしたこと・・・などが、極力感情を押さえた形で書かれていた。

これが書かれたのは29日、亡くなった2日後だ。本当ならとてもこんな文章を書ける状況ではなかったと思うが、彼のために、強靭な精神力で書ききったのか。でももしかしたら、あまりに突然のことで、現実のこととまだ受けとめ切れていなかったのかもしれない。まるで、まだ生きている人のように読めてしまったから。

またその数日後には、シャイーンのご両親の書いた文章が載っていた。
そこには、実はJonathonさんは、シャイーンが日本から戻ったらすぐにプロポーズをして、彼女をびっくりさせようとしていた・・・と書かれていた。両親に彼女の手(指)のサイズを聞き、準備万端だった。
シャイーンは、本当なら世界一幸せな女性、妻、そしてきっと将来母になるはずだったのに・・・。
だから、あなたは永遠に私たちの義理の息子です、と結ばれていた。
もう涙なくしては、読めなかった。

リンクをはろうかとも考えたが、事が事だけに、控えたい。
(全文を読みたい方は、検索してみて下さい。オランダ語ではなく、英語で書かれています。)

シャイーンは今、筆舌に尽くし難い辛い状況にあると思う。
妹のキムには、今年の9月に赤ちゃんが生まれる。そんな幸せな妹を見て、きっと自分もJonathonさんとの結婚を夢見ていたと思う。こうした状況から、どうしたら抜け出せるのか、ちょっと想像もつかないけど、どうか前に向かって少しずつでも進んでいってほしい。
8月に、オランダチームはワールドグランプリで、日本に来る。さらに10月には、世界選手権がある。そのとき、シャイーンの姿を見れるだろうか。いや、ふたりを結びつけたバレーこそが、そしてその仲間たちが、彼女の支えになってくれると思う。彼女の復活を、信じて待ちたい。

最後に、リーグ中と天皇杯・皇后杯でのシャイーンの写真を張っておく。

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          開幕戦。有明にて

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12月に行われた、天皇杯・皇后杯の決勝では、フルセットの接戦の末、惜しくも優勝を逃した。

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     こちらは、準決勝・久光戦の勝利後。喜ぶメンバーたち。

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  翌日決勝で破れた。泣きじゃくる細田選手を慰めるシャイーン。

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最初は英語で慰めていたが、途中から通訳さんを呼んで、伝えていた。

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        仲間たちに、積極的に指示を出すシャイーン

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2007.08.27

8/11 Netherlands vs Japan

WGP、オランダ優勝!!!!!!!
有明の日本戦以来、マカオラウンド、決勝ラウンドと破竹の10連勝で、完全優勝!!!キューバ、アメリカ、中国(2回勝利)、ブラジル、イタリア、ポーランド、ロシア・・・と強豪を次々破った。
決勝ラウンドは毎日ネットで観戦していたが、誰がと言うより本当にどの選手も素晴らしく、チーム一丸となっての勝利だった。

8/11日本戦。オランダが普段の力を出せば、決して日本に負けることはないと思っていた。でも昨年の世界選手権で、大アウェイの雰囲気にすっかり飲まれ、別人のようになっていた彼女たちを見ていたので、一抹の不安はあった。でも今回のオランダチームは違った。
エースのフリールはじめ、メンタル面でやや不安のあったオランダだけど、あの大アウェイの中で自分たちのバレーが出来たことは、その後の自信にも繋がったように思う。その日本戦をアップ。

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              Manon Flier

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      フリールは、決勝Rでも大活躍、MVP受賞。

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              Chaïne Staelens

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           スターレンス姉。

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              Debby Stam

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     今大会、一番の成長株、ベンシンク(Caroline Wensink)

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         すごい気迫のおねーちゃん。

前日のブラジル戦。セッターのフレデルスが試合途中でベンチに引き上げてきた・・と思ったら、泣いていた。足を痛めたようだったが、相当辛そうだった。
この日は足を引きずっていたが、タイムアウトの度にみんなに声をかけていた。

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  前日ブラジル戦。引き上げてくるフレデルス(Riëtte Fledderus)

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              日本戦。

そのフレデルスに代わってひとりでセッターを務めたのが、スターレンス妹・キム。
試合前の練習中、トスがアタッカーとなかなか合わず(特にバックトス)、大丈夫か!?と不安になったが、みんなに助けられながらも、高さを生かした強気のトスワークで乗り切った。    

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              Kim Staelens

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             ツーにはツーを。

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            フリール好調、エースのお仕事

第2セット、19-20。1点リードされている場面で、ブロムが出てきた。前日も大事な場面でピンチサーバーで出て来て失敗し、本当に悔しそうな表情をしていた。

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               Alice Blom

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         エース!! 同点に追いついた。

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             ディグでも活躍。

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         若手・ベンシンクはムードメーカー。

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         オランダのブロック本数、19本。

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第2セットは再逆転され、終了。25-18、26-28。

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 よしよしされるフリール。実はお子ちゃまキャラで、可愛いフリール。

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         きめてもこの表情、スタム。

そして第4セット。

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              Francien Huurman

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      「フランシー!!!」 すごい声援があちこちから。

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               この高さ!!

こんなに早く、フランシーのプレー姿をまた日本で見られるとは、思わなかった。
ベストの状態にはまだ少し時間がかかるかもしれないが、コートから頭ひとつ飛び出す高さは健在だった。それに何より彼女の存在が、チームにとって非常に大きなものだと感じた。波に乗ると凄いが、一旦崩れ始めるとがたがた崩れてミスを連発するところのあったオランダチーム。それが今回殆ど見られなかったのも、フランシーの存在によるところが大きいのではないか。
試合はフルセットにもつれたが、オランダは集中を切らさなかった。

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              Ingrid Visser

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  いやな流れを断つのはいつもこの人、キャプテン・フィッセール。

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         レフトだけど、守備の要でもあるスタム。

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               勝利!!

試合後。

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2年前、仙台WGPで初めてオランダチームを見たとき、大型でいいチームだなあと思ったが、とにかくミスが多かった。
昨年、世界選手権・神戸で見たときは、アメリカ、ブラジルにフルセット負け。いいところまでいくのに、勝ち切れない。集中が途切れてしまう場面が何度かあり、メンタル面が課題かなと思った。
今回は、正セッターのフレデルスが怪我で途中から出られなくなるアクシデントがあったが、それが危機感を煽り、プラスに作用したのかもしれない。キムのトスの精度はまだまだだけど、オープン主体でオーソドックスなフレデルスのトスワークと比べて、センター戦を多用し、自身もスパイクを打ったり攻撃的セッターで、面白い。

9月20日から始まるヨーロッパ選手権で、2位以内に入れば、WC出場が確定する。とてもタフな選手権になるだろうけど、今の勢いのまま勝って、ぜひ日本に来てほしい。
私自身は、絶対来ると信じているので、10月頃、女子バレー三昧・別館、オランダ応援サイト(Englishバージョン)を立ち上げる予定。

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2007.06.24

2007WGP/各国情報1

本当に、久々の更新。
WGPまであと1ヶ月余り・・というわけで、まずはフランシー!

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      一昨年WGP(仙台)でのフランシー

5/23~6/2まで行われた、中国国際4ヶ国トーナメント(中国、オランダ、キューバ、ドミニカ)に、フランシーが1年2ヶ月ぶりに出場!短時間で、スパイクの機会はなかったようだけど、キューバ戦とドミニカ戦に出場。コートへの復帰は早くてもWGPあたりかと思っていたので、本当にびっくり、そして嬉しい出来事だった。
こちらのサイトの「Nieuws」のところに、フランシーのインタビュー記事が載っている。そこには、(今回の出場で)病気になる以前の状態に戻れる感触を得た、ということと、夏にはもっといい仕事をしたい、という話が載っていた。
夏・・・まさにWGP!その公式HPを見ると、オランダのチームロースターのところに、フランシーの名前がある。8月10~12日の有明で、フランシーの本格的な復帰姿を、きっと見られると信じている。

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     豪快なスパイクをきめ、仲間と雄たけびを!

WGPの他チームのロースターを見ていたら、イタリアのジョーリの代表復帰が目を引いた。彼女はアテネ直前に代表から漏れ、それ以来、3年ぶりの復活だ。
アテネの直後に、イタリアのスポーツ誌のサイトで、ジョーリのインタビュー記事を見たことがある。そこには、「私はこの1年、ずっと代表メンバーとしてプレーをしてきたのに、アテネの直前に外された。それは本当に辛く悲しい出来事だった。でも私はまだあきらめてはいない。4年後に必ず再び代表メンバーに選ばれ、北京のコートに立ちたい。それはとても困難なことだろうけど。」とあった。その頃、引退も囁かれていただけに、ガンバレー!と応援したくなった。
が、その数ヵ月後に、ジョーリ妊娠の記事を目にし、ああ、やっぱりもうあきらめたのかな?と思った。でも出産後、再びコートに立ってから好調な様子で(今期、アタック決定率54%)、チームも優勝したので、もしかしたら・・?と期待していた。
今年のWGP、イタリアが日本に来ないのは残念だけど、これからのジョーリに注目したい。

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    母になっても「泣く子も黙る・・・」ド迫力は健在か?

そういえば、世界選手権でのイタリアチーム、まだアップしていなかった。イタリアの試合は、名古屋と大阪、合わせて3試合見たのに、殆ど印象がない。
世界選手権でのイタリアは、大会直前にボニッタ前監督をめぐってのボイコットや、解任騒ぎがあって、バレーどころではない状態だったのかもしれない。特に、騒動の中心にいたベテラン選手たちが、いつもの明るく陽気でエネルギッシュな彼女たちではなかった。カメラを向けても情熱が感じられず、写真も殆ど撮らなかった。
全体にくすんだ印象のイタリアチームの中で、アピールしていたのがチェントーニやフィオリン、グイッジなど控え選手たちだった。

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       「ウフッ、アタシの出番ね」 左・チェントーニ。

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    アウトの判定に、「入ったー!」と猛烈にアピール

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        ロシア戦。シャチコワを止めた!

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        左・フィオリン。 右・グイッジ。

WGPイタリアは、ライトがトグット、チェントーニ共にいない。ふたりともリーグで活躍したので、9月のヨーロッパ選手権まで休ませるつもりなのか。ヨーロッパ選手権で2位以内に入ればワールドカップ出場は確実なので、ヨーロッパ各国とも、そちらの方に力を入れていると思う。
ボニッタ監督が新監督に就任したポーランドも、WGPのメンバーは知らない選手が多い。そのポーランドは、また次回、アップしたい。

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2006.11.28

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石を投げれば美人に当たる、オランダチーム。
その中でも特に華やかなのが、エースのフリール。
日本ーオランダ戦の直後から、「フリール」の検索でうちにも沢山の人が訪れ、翌日は、6千アクセスあったうち、600強が「フリール」の検索でのアクセスだった。
一人の選手の検索で、こんなに人が来たのは、「かおる姫」登場のとき以来。
ちなみに大会中の選手の検索、2位はロスネル、3位キムヨンギョン、4位菅山、あとはガモワ、ネスリハン、ジャケリネ、スコブロニスカと続く。

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          マノン・フリール(Manon Flier)

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でも、フリールに限らず、こんなに美貌の選手たちなのに、どこか素朴さ、純粋さ、バレーへの情熱、ひたむきさ、そういったものを感じさせてくれるところが、オランダチームの最大の魅力だと思う。
プレーを見ていると、「バレーが大好き!」という気持ちがひしひしと伝わって来るし、真面目に一生懸命取り組んでいるんだなあという印象を受ける。

フリールに関して言えば、最初誰だかわからないほど、去年に比べて痩せていた。
「高さとパワーだけでなく、速さを身につけたい」と去年WGP後のインタビューで語っていたので、相当絞ったのだと思う。実際、パワーはそのまま、動きが軽快になり、去年まではオープン一辺倒の選手だったが、今年はブロードも度々見せてくれた。
元々キャッチも良く、トスも上げ、器用な選手なので、今後どんどん色々な技を身につけていくだろう。

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         明るく表情豊かなフリール。

フリールと同じく22歳で、美貌でも肩を並べるんじゃないかと思うのが、レフトのスタム。
でも今回は、スパイクでは大ブレーキ。足を痛めていたか。その分、レシーブとサーブでチームに貢献していた。

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          デビー・スタム(Debby Stam)

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チーム1の長身(194)で、高い打点から打ち下ろすスパイクが魅力のハイーネ・スターレンス。
折れそうに細くて体力はなさそうなのに、フルセットの試合で死力をふりしぼって闘う姿が印象的だった。

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        ハイーネ・スターレンス(Chaïne Staelens)

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      中央、ハイーネ。手前、妹のキム(控えセッター)

この姉妹、びっくりするほど仲がいい。
ハイーネが試合に出ていないとき、アップゾーンではいつも一緒。
妹のキムは、去年に比べてだいぶ太ったような・・・姉には似ず、正セッターのフレッデルスと体型が似てきた。

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              フレッデルス

アゼル戦で、ハイーネのサーブの時、「スターレンス!」と私が叫ぶと、「え、アタシ!?」というように、ビックリした顔でこちらを見ていた。キムの方は、私と友人が応援している間中、興味津々で何度もこちらを見ていた。素直な反応が、姉妹共通していた。

華やかなオランダチームの中ではかなり地味なのに、神戸で初めて見たときからなぜか気になった、アリス・ブロム。最初、名前もわからず、「オランダの小さい人」と呼んでいた。
メンバーの中ではすごく小柄に見えるが、178cm。落合選手と同じくらいか。
この背でよく跳ぶなあと思っていたら、スパイク最高到達点が308cm。恐らくとても運動能力が高い選手で、レシーブもサーブも巧い。

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          アリス・ブロム(Alice Blom)

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大会前半は活躍していたのに、後半、レフトはスターレンスとスタムでほぼ固定。不調のスタムに代えればいいのにと思ったけど、若いスタムに経験を積ませたかったのか。(ブロムは26歳)
悔しい思いもしているだろうなと思って、何度かアップゾーンを見たけど、いつ見ても、ブロムは身じろぎもせず集中して試合を見ていた。

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    中国戦。この日の出番はピンチサーバーの1回だった。

上の写真、他の選手はサーブする選手に声援を送っているが、ブロムは一点、コートの中だけを見ていた。いつ呼ばれるかわからないからだろうけど、ああこの人はどんなときもコートの中で戦っているんだなあと思った。

大型チームの中できっちり自分の役目を果たしているブロムには、ぜひ頑張ってもらいたいと思ったし、なんとか気持ちを伝えたかった。
最終日、メッセージを書いて、あるものにそれを添えて試合後に渡した。その場でそれを読んでくれたブロムは、すごく感激してくれた。
んがっ!
「いつもflag持って、ワオワオ!ってオランダの応援してくれてた人でしょ?」(にっこり)
と言われた。だーーーっ、その通り。
でもほんとに気を遣って話をしてくれる人で、思ったとおりの優しいブロムだった。
別れ際、「来年、東京のワールドグランプリでも、flag持ってワオワオ!って応援してくれる?」と言われたので、「もちろん!」と言うと、上からばーーん!と右手を差し出され、がっつり!握手して、帰って来た。

そんなこんなですっかりはまったオランダチーム。
でもこの魅力的なチームも、フランシーの復帰があって、はじめてパズルが完成するのだと思う。
その日を楽しみに、これからもずっと応援していきたい。

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2006.11.26

Netherlands2

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    この日6本止めた、若手センター・ベンシンク。

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    よくやった!と声をかけるスターレンス姉。

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   パワーと明るさでチームを引っ張る、エース・フリール。

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        アゼルバイジャン戦、マッチポイント

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           止めたーーーー!!

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 ファンティエネン、フィッセール、フリール、スタム、スターレンス

中国、ドイツ、カザフスタンにフルセット勝ち。
ブラジル、アメリカにフルセット負け。
オランダチームの1番の魅力は、この粘りと、強豪チームを破るパワーと可能性を感じさせてくれるところ。今回は当たらなかったが、イタリアにも相性が良い。
実際、今のところ、全く歯が立たないのはロシアだけ。ロシアには、今回もストレート負け。夏の2007WGPヨーロッパ予選の決勝でも、スト負け。似たようなタイプのチームで、今は力に開きがあるので、歯が立たないのだろう。いつかロシアを破る瞬間を、目の前で見てみたい。

日本戦のときは、みんな浮き足立っていて、別人のようだった。大アウェイの雰囲気に、完全にのまれていた。オランダの実力はあんなものじゃないのに・・・と、残念でならない。

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 国旗掲揚時。いつもにこやかなフリールまで緊張の面持ち。

191cmのフリール(ライト)、同じく191のフィッセール(センター)、194cmのスターレンス姉(レフト)を中心に、高さとパワーのオランダ。スパイクもだけど、決まり始めるとどんどん決まる、ブロックが魅力。
負けはしたけどブラジル戦、ジャケリネを何度も止めていた。オランダもだいぶシャットされていたけど。
お互いにスパイクとブロックの応酬で、見ていてわくわくした。

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そして、190超が標準のオランダで、178と小柄ながらオールラウンダーのレフト、ブロムが控えているのも、このチームの強みだと思う。大会の前半は、彼女が主な得点源になっていた。

3では、個々の選手の写真とレポをアップ。
まだまだ続く~、オランダ特集(笑)

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2006.11.24

Netherlands1/Francie

     Photo

上は、オランダチームからの戦利(?)品。
ポスターは、オランダ-日本戦のときに、中央のオレンジTシャツを着てオランダの応援をしていたら、オランダ人関係者が飛んで来て、「これあげる」と言って、10枚ほどくれた。そのうちの1枚。
下の写真2枚は、私のオランダチームのお気に入り、アリス・ブロム。

この日本戦のときは、ベンチ裏あたりの席で、手前のコートにオランダが来た時、「Holland!! Holland!!」と友人とふたりで叫んで応援していた。そしたらアビタル監督はじめ、スタッフみんなが振り返って笑っていた。女性トレーナーなど、吹き出して、何度も振り返って笑っていた。

私は、今まで試合中(Vでも)、誰かに声援を送ったことは1度もなかった。いつでも黙々と写真を撮りながらの観戦だった。でも今回は、観戦したオランダの6試合中、写真を撮ったのは前半3試合だけ、残りは殆どカメラは横に置いて応援に徹した。

最初の予選ラウンド・神戸から帰る前、フランシーに声をかけた。(初日も、試合後に声をかけていた)
「次は大阪に行きます」と言ったら、「本当に?オランダの応援をしてくれるの?」と、とびきりの笑顔で言われた。
フランシーは、ずっと笑顔で接してくれたけど、このときの笑顔が最高に優しい表情だった。
この笑顔を見たとき、「ああ、やっぱりフランシーにとっては、日本のファンがオランダの応援をすることが、1番嬉しいことなんだなあ。」と思った。

神戸から帰ってすぐにオレンジTシャツを買って、大阪にのり込んだ。
声援なんて恥ずかしくて出来ない~。
と思っていたけど、「フリーーーーール!」と1回叫んだら、後は全然平気になった。手元にパンフレットも何もなかったけど、オタなので、選手の名前はほぼわかって、叫べた。なんの得にもならないと思っていたオタな知識が、やっと花開いた。(・・・か?)
それより、周りの人はさぞうるさかっただろう。すいません。

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    大阪、中国戦・フルセット勝利の後のフランシー

フランシーは、神戸でもファンの人にプレゼントを沢山もらっていたけど、この2次大阪では、両手に抱えきれないくらいのプレゼントをもらっていた。毎回試合が終わるとフランシーのところに沢山のファンが来て、サインにプレゼントの山。そして客席のあちこちに、オレンジTシャツを着たファン。
きっとチームメイトたちはびっくりしていただろう。
フランシーがどれだけ日本のファンに愛されていたか。
どれだけ偉大なプレーヤーだったか。
つくづく感じただろう。

病み上がりで3週間もの長い間、日本にいて、疲れなかったか。それだけが心配。
観戦中のフランシーの表情を見ていたら、後半は少し疲れがたまっているように見えた。どうかオランダで、ゆっくり休養してほしい。
府立体育館での最後の試合の後、またフランシーに声をかけた。
「フランシー、また日本に戻って来てね。」と言うと、「来年、東京・ワールドグランプリに来るから。また東京で会いましょう。」と言われた。(オランダは東京ラウンドに出場)
フランシーは必ずまたコートに戻って来てくれる!ただ今は、まだもう少し、ゆっくり休んでいてほしい。
神戸で「痛みはない?」と聞いたら、「大丈夫。ほら」と言って、右肩をぐるぐる回して見せてくれた。あのときの姿が目に焼きついて、離れない。

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2006.11.10

世界バレー画像(神戸、名古屋)

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        アメリカ、メトカフ(Nancy Metcalf)

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  可愛すぎ!この顔で、パワフルかつ技ありのスパイクびしばし。

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        オランダ、フリール(Manon Flier)

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     急成長!!将来大エースになりそうなフリール。       

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 誰にも止められない?ブラジル、シェイラ。(Sheilla Castro)

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  セルビア・モンテネグロ、ニコリッチ。(Jelena Nikolic)

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    名古屋でもやっぱりガムを噛んでいた、ニコちゃん。

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何者?という雰囲気、キャプテン・ツィタコビッチ(Vesna Citakovic)

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       トルコ、ナタリア(Natalia Hanikoglu)

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         トルコ、ネスリハン(Neslihan Darnel)

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とりあえず、神戸、名古屋で印象に残った選手を少しだけアップ。
今日日本が対戦するセルビア・モンテネグロは、突出したエースがいるというより、平均以上の選手がバランスよく揃ったチームだった。そこが、強さの秘訣か。

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2006.11.06

世界バレー in Kobe①

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3日から5日まで、神戸のプールCを見てきた。
そこに本当にフランシーがいた!!
病み上がりとは思えないほど元気そうだったし、以前と変らぬ優しい笑顔だった。

考えたら、ここにフランシーがいるだけで、すごいこと。
来年、再来年には、きっとコートで活躍する姿を見せてくれると思うけど、それより何よりこうして私たちファンの前に、こんなに早く元気な姿で戻って来てくれたことに、感謝したい。
フランシーがそこにいるだけで、どれだけ沢山の人に、勇気や生きるパワーを与えているだろう。
ありがとう、フランシー。

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2006.10.26

フランシー続報

フランシーが来日!!!
これまたコメント欄で、ritaさんからいただいた情報。
詳しくはritaさんのサイトをご覧になって下さい。
件のフランシー画像は、パイ公式、上から5枚目の写真上部・中央。

やっぱりフランシーは日本に来てくれた!
たとえコートに立てなくても、フランシーの笑顔に会える!
これで世界選手権での楽しみが、一気に膨らんだ。
ところで、前回の記事で紹介したサイトは、「DELA」というオランダ代表チームのスポンサー企業が作っているサイト。この会社はオランダリーグに「DERA Martinus」というチームを持っている。
フランシーは、今シーズンからそこに所属。

この「DERA Martinus」は、所属選手14人全員が、オランダ代表。スタッフも、アビタル・セリンジャー監督以下、ごっそり代表チームのスタッフだ。
最初からこうしたメンバー構成なのかと思ったけど、一昨年のシーズンは、「DERA Martinus」所属の代表選手は2人だけ。昨シーズン、大量に代表選手がここに移籍し、9人に。そして今シーズン、フランシーをはじめ代表5人が移籍。
オランダ代表登録メンバーで、このチームに所属していないのは2人だけだ。

オランダリーグには10チームあるし、他チームから不満が出ないのかな?と思ったが、恐らくオランダでバレーの人気があるとは思えないし、観客もどれほどいるのか、甚だ疑問。
オランダはアテネにも出られなかったし、本気で北京を目指すなら、この形がベストなんだろう。
オランダ代表エースのフリールも、一昨年はセリアAに所属していたが、イタリアからのオファーを断り、昨シーズンよりこの「DERA Martinus」へ。アビタル監督の下で、速攻やいろいろな技を学びたいから、と。

最近のインタビューで、ブラジルのギマラエス監督が、世界選手権の優勝候補として、中国、ロシアなどいくつかの国を挙げていた中で、オランダも挙げていたのには、ちょっとびっくりした。
まあ優勝は難しいとしても、他の国から見ても伸張著しいオランダ、台風の目になるのは間違いないだろう。

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