2007.01.22

番外編/男子バレー・世界選手権・最終日

世間はすっかりプレミア一色。
なのに、世界選手権。しかも、男子??でもわたし的にはとても楽しい観戦だった。世界選手権・最終日、日本戦や決勝のある代々木ではなく、東体に行った。

あまり知られていないが、男子の最終日の日程は、直前になって変更された。女子であまり批判が多かったせいか、日本戦の後に決勝戦が行われることになった。(実際には、20時20分から決勝開始!)
そして急遽、東体の1試合が、代々木の第1試合に回された。ひどいなあ、直前に試合数が減るなんて、と思っていたら、会場で2千円返金された。3千円(アリーナ)で、ドイツーアメリカ、イタリアーフランス戦が見られ、世界バレーストラップを「いくつでもどうぞ」ともらえたので、ちょっと得した気分だった。

さてそのドイツーアメリカ戦。9-10位決定戦で、ドイツは世界ランキングが32位、アメリカ5位。当然アメリカが勝つのかと思ったら・・・

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フルセットでこの展開。さぞいい試合だったと思われるだろうけど、これがもう笑っちゃうくらい大味な内容で、特にUSAにやる気nothing、前半はミス、ミス、ミス・・の連発で、自滅状態。ここまで大雑把な試合が出来るって、ある意味凄いなUSA。
結局ドイツが勝って、大躍進の9位に大喜び。

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  打って打って打ちまくっていた、ドイツのパンペル

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              勝利の瞬間

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 手前は、止めまくっていた(ブロック9本!)ヒューブナー

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            ちょっとカーン似?

このふたりがやたら印象に残った。後でパンフレットを見たら、「チームの強みはスターの存在・・・スターとは、パンペル、ヒューブナー・・」と書かれていた。2人ともイタリア・セリアAで活躍している選手だ。
ドイツは個人技のチームという印象だった。そしてやっぱり背が高い。

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        2m2cm!のセッター、デーネ。

女子のドイツチーム(近々アップ予定)を見たとき、なんて熱いチームなんだ!と驚いたけど、男子も熱かった。女子のときのようにドイツ人の応援は来ていなかったけど、アップゾーンで「ドイッチェ!ドイッチェ!」と大盛り上がり。勝利の後は、胴上げしてお祭り騒ぎだった。

ドイツーアメリカ戦の後は、5-6位決定戦のイタリアーフランス。
男子には詳しくない私でも、アテネ決勝など見ていて、イタリアの印象は強かった。
「イケメン軍団を見る」というのが、今回の楽しみのひとつだった・・・はずなのに、なぜか最初に目が行ったのは、この人。

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         中央、リベロのコルサーノ。

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           いい味出してたな~。

イタリア人の応援が沢山来ていたが、フランス国旗など持った、日本人女性ファンもちらほらいた。
私の隣の女性もフランス応援で、特にこの選手を応援していた。

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         フランスキャプテン、アンティガ。

アンティガの髪が、王子様風というか70年代風というか、とにかく日本人には真似出来ないものだなあと思った。それはともかく、どんなプレーなのか楽しみにしていたのに、第一セットに少し出ただけで、引っ込んでしまった。残念。

TBSでひたすらプッシュしていたのが、イタリア、チゾーラ。

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私が見た特集番組では、「チゾーラのお宅拝見」「寝室拝見」「ファッションチェック」・・・などやっていて、それより試合の映像を!!と思った。

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        打つ瞬間、必ずほっぺが膨らむ、チゾーラ

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        後ろから見ても、ふくらみがくっきり。

イタリアの1番の得点源は、チゾーラ。そして、たしかにイケメン。
でもでも、なんだか物足りない。フェイのようにパワー炸裂というわけでもなく、迫力があるわけでもなく、なんとなく決まっていく。決まるんだけど、どこか自信なさげで、頼りなげに見えてしまう。きっと線の細い人なんだろうけど。

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     長身から繰り出すスパイクが強烈だった、フェイ。

チゾーラは、あまりレシーブが得意じゃないのか、相手サーブを待っているときが1番不安そうだった。

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その横でパピが同じ構えをしていたが、こちらはどっしり安定感。

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チゾーラを見ると、不安になり、横にいるパピを見ると、大丈夫だ!という気持ちになった。
パピはやっぱりスーパースターだなあ、と思った。オーラが他の選手と全然違う!!
打つ本数は少なくても、要所要所できっちり決める。決めるとイタリア人応援団も「パッピ~~~~!!!!!」と大絶叫。チゾーラが決めても普通に「チッソ~ラ!」(そう発音していた)と声がかかるだけだが、パピのときは床を踏み鳴らし、叫ぶ!踊る!応援団のボルテージも最高潮になっていた。

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       腐っても(腐ってないけど)、パピ。

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       勝利後、にこにことっても嬉しそうだった。

この試合の後、パピの代表引退が発表された。
これが代表最後のプレーだったわけで、それが見れた私は本当にラッキーだった。

この他、イタリアといえば、セッターのベルミリオ。

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パッと見はチゾーラと似ているが、雰囲気は全然違う。どちらかというと冷徹な感じ。セッターだから当然かもしれないけど。サーブもすごく良くて、エース2本決めた。
雰囲気は違っても、カメラを向けられたときの反応は同じ。

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       カメラ、即、投げキッス。条件反射?

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ぐったりしてたのに、カメラを向けられると即ピース。&投げキッス。

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2007.01.05

Kazakhstan1

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 エースでキャプテン、大黒柱のエレナ・パブロワ(Yelena Pavlova)

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       手前はプエルトリコのエース、クルス

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      頼れるキャプテン、みんなに指示出し。

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            止められたーー

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    大接戦の末、プエルトリコに敗れたが、笑顔。

11/3、カザフスタンープエルトリコ戦。
神戸で3日間観戦したうち、最も印象的だった試合のひとつ。この試合の勝者が、ほぼ2次ラウンド進出を決めるので、どちらも一歩も譲らぬ大熱戦になった。
実は最初のうち、この試合は見ていなかった。朝早く家を出て、神戸に着いて、フルセットのオランダーブラジル戦など2試合見て、写真も沢山撮って、疲れてしまった。この試合はパスしようかなと思い、最初は写真も撮らず、ただぼうっと眺めていた。が、次第に、これは面白い!とどんどん引き込まれていった。
特に、パブロワの迫力の重いスパイクに、眠気も吹っ飛んだ。プエルトリコのエース、クルスもキューバの選手のような跳躍力抜群の選手で、この両エースの打ち合いが、見ものだった。ふたりとも、レシーブも上手く、キャプテンでもあり、チームの要だ。

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         アウレア・クルス(Aurea Cruz)

カザフスタンは、パブロワがとにかく目立っていたが、センター線を絡めて速攻、ブロードも多用していた。
そのセンターで、ルイコワが印象に残った。

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      中央1番、ナタリア・ルイコワ(Natalya Rykova)

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ちょっと線は細いが、ブロードが得意な選手。
写真以上にキュートな選手で、後ろの席のご夫婦が、しきりに「1番、可愛いね」と言っていた。

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     「抗議する顔まで可愛い!」と後ろから声が。

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       負けてとても悔しそうにしていたルイコワ。

カザフスタンは、話す言語がロシア語のみの選手が多いが、ルイコワはロシア語、英語、フランス語。と思ったら、以前はフランスリーグにいて、そのチームでキャプテンまでしていたらしい。現在は、ナショナルチームがそのまま移動したような、カザフリーグのRahatに在籍。
翌日のカメルーン戦も楽しみにしていたが、この試合にルイコワは出なかった。圧勝(ダブル、トリプルスコア)だったせいか、タイムアウト中もふざけたり、お茶目な感じで、印象が変った。

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           走る姿も可愛い!?

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   ルイコワとじゃれていた、ユリア・クシコ。 髪が目立った!

他に、センターで、オルガ・ナセドキナが、ひとりトルコ風の風貌だったのと、ブロックが良くて印象に残った。

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            止めたーーー!

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         スパイクも決まったーー!

カザフスタンは、リベロのエザウを中心に、よく拾ってつなぐ、粘り強いチームだった。

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 エレナ・エザウ(Yelena Ezau) すごく小柄に見えたけど、175cm!

アメリカにフルセット、14-16で負け、オランダにもフルセット、13-15で負けたカザフスタン。
オランダーカザフ戦は、帰りの時間が迫っていて見れなかったけど、見た友人曰く、神戸で1番印象深い試合だったとか。この試合に勝っていれば、2次ラウンドに進出出来た。
この後、アジア大会でも、日本にも台北にもフルセット、大接戦の末、負けた。うーん、粘り強いのか弱いのか。
でも今後、台北や韓国以上に、日本にとって強力なアジアのライバルになることは、間違いないと思う。すごく細い選手が多かったので、もう少し筋力アップしてパワーがついてくれば、パブロワという絶対的なエースがいる限り、非常に怖い存在だと思う。今後、アジアで1番注目したいチームだ。

その他の選手。

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      オルガ・グルシコ。ベテラン、オランダ戦で活躍。    

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  オルガ・クバシェビッチ。まだ21歳、将来楽しみ。

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2006.12.30

Brazil3/Renata & Mari

先日、Brazil1のページで出した画像。

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この画像を見て、「青い髪の男性の右横にいるのは、レナタではないか?」と友人に聞かれた。
「いや、似てるけど一般のお客さんよ」と答えたが、あまり何度も似てる似てると言われたので、元画像を見直してみた。そしたらやっぱりレナタンだった!
上の元画像ではわかりにくかったので、こちらの画像。

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          なぜそこに!?溶け込むレナタン

写真を撮りながら、このシーンはしばらく見ていたけど、気づかなかった。
シェイラはサインや写真撮影に応じていたのですぐにわかったけど、レナタンに似た人(てか本物)はまわりのファンと同化して、一緒に騒いだり楽しそうにしていたので、「似た人」としか思わなかった。
う~ん、ファンサービスナンバー1はシェイラだと思っていたけど、レナタンかも。いや本人にそんな意識はないだろうけど。

試合の方は、控えでちょこちょこと出ることが多かった。フルで出ていたのは、私が見た中ではカメルーン戦のみ。これはブラジルBチーム対カメルーンだったが、ブラジルの圧勝で、3セット目は25-8。
Bチームと言っても、レナタにマリにパウラに・・・日本が対戦しても、勝つのは少し難しいのでは。

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           11/5 カメルーン戦でのレナタ

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          この日、マリと並んで最多の15得点

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             豪華な控えメンバー

途中出場のときは、プレー自体はあまり印象に残らなかったが、存在感はたっぷり。

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              文句あっかぁ~?        ないっす

今回はいまひとつかなあと思ったが、決勝では3セット目のみだったがスパイク好調、得点を重ねていた。

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        スパイクきまって、喜ぶレナタン

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       キャプテン・フォフォンによしよしされる

こんな表情豊かなレナタンが、無表情マリと仲がいいのか、よく一緒にいるのが面白い。見ると、たいていマリがレナタンにいじられているが。
マリも今回は、痛めた腹筋が治りきっていないのか、調子があまり良くなかった。

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  11/12 ロシア戦後のマリ。「あー、今日もダメだった・・・」

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        「どったの、大丈夫?明日があるよ」     

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        「んなこと言っても・・・」「平気、平気」

という会話を交わしていた。(妄想)
マリは、この後監督にも、ポンポンと肩をたたかれていた。

マリはどうやら、テンパリキャラ、落ち込みキャラのようだ。
11/3のオランダ戦、絶不調だったマリ。ミスをする度にどんどん顔つきが険しくなり、テンパッっていき、ミスがミスを呼び・・・という状態だった。タイムアウトではジャケリネにポンポンとお尻をたたかれ、セット間ではレナタンにお尻をたたかれ、みんなに喝を入れられていた。

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沈着冷静なのかと思ってたら、実はベルチクキャラだったか?マリ。
本人はいたって真面目なんだろうけど、見ているとなんだか可笑しくなってくるマリ。
とびきり陽気で明るいブラジルチームの中に、ひとり紛れ込んだ、異邦人のようだ。

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  11/15 セルビア戦勝利!が、喜びの輪に入りそびれるマリ

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            ガンバレ!マリ

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            そうだ、しがみつけ        

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            ん~、やっぱノレないわ

しかしそんなマリも、準決勝、決勝では、何度か両手を上にあげ、ガッツポーズをしていた。ガッツポーズと言っても、他の選手と比べると、なんとも中途半端な挙げ方で、しかも一瞬のうちに下げてしまう。でもこれはきっと、マリ精一杯の感情表現なんだろうと思った。

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     11/16 決勝。シェイラがガッツポーズ!

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          ジャケリネも叫ぶ!

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          そして、マリ、大喜び!!(多分)

プレーが本調子でなくても、愛想がなくても、笑わなくても、なんだか気になり、目がいくマリ。
これからも、マリウォッチャーの旅を続けていきたい。

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2006.12.29

Brazil2/Jaqueline Carvalho

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       11/12 ロシア戦。ジャケリネのバックアタック

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           キマッターーーーー!

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          飛び跳ねて喜ぶジャケリネ

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優等生のシェイラと比べると、もうちょっとやんちゃと言うのか、エキサイティングなジャケリネ。
シャットされることも多いけど、いつでも真っ向勝負の姿勢が気持ち良い。

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           ブロックは、メルクロワ

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             止められたーー

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             11/11 ドイツ戦

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            きまると、この表情!

真っ向勝負と書いたけど、技術も素晴らしい。神戸でのオランダ戦のとき、エンド側から見ていたら、高いブロックの上から打ち抜いたジャケリネのスパイクが、コートのコーナー、まさに90度の部分にすっぽりおさまるように、2度も入った。思わず、神業!とうなった。
そして、この世界選手権では、ディグもすごかった。彼女のあきらめずに伸ばした腕で、何度チームの窮地を救っただろう。
試合後は、1番にテレビカメラの前でおどける彼女なのに、コートの中では別人だった。

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           11/12 ロシア戦後のジャケリネ

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           11/15 SCG戦後

今期から初めてイタリア、セリアAに進出ということで、さらに飛躍が期待される。

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(マリとレナタンも出したかったが、長くなったので3にアップ)

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2006.12.26

Brazil1/Sheilla Castro

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    11/4 アメリカ戦 シェイラ(Sheilla Castro)

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            11/12 ロシア戦

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          11/15 セルビアモンテネグロ戦

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そして決勝。

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シェイラ・カストロ。
ジャケリネやマリと同じ、83年生まれの23歳。
でももっと上なのかと思っていた。攻守共にバランスの取れたプレー。熱いけれど決して冷静さを失わない、落ち着いたプレー態度。2次ラウンド・ロシア戦で、一触即発、いきり立つ仲間たちを必死になだめていたのが、36歳・キャプテンのフォフォンと、この人だった。
ファンサービスも素晴らしい。ブラジルの選手はどの選手もフレンドリーだけど、特にシェイラはファン思いだなあと思う。
神戸で3日、試合が終わってエンド観客席で次の試合を見ていたブラジルチームのところに、ファンがいっぱい集まった。どの選手も気軽にサインをしていたが、あまり人が増えたせいか、係の人が飛んで来て、もうダメ、と禁じて、ファンを追い払った。それでもあきらめきれずに残っていたファンに、手を伸ばしてずっとサインをしていたのがシェイラだった。
そして、翌4日。試合の後、今度は自らエンド観客席のファンのところに入って行った。

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子供を抱っこしたり、言葉を交わしたり、写真撮影やサインに応じていた。自ら入って行ったので、係の人も制止できない。
応援に来ていた沢山の日系の人や、地元の中学生はじめ、ファンの人たちにとって最高の思い出になったのではないか。

決勝ロシア戦・ファイナルセット、13-12からシェイラの打ったスパイクは、エンドラインを割った。ぎりぎりを狙ったのだろうけど、これは痛かった。その後ジャケリネもシャットされ、万事休す。
ブラジルのエースとして、絶対に勝ちたかっただろう。表彰式の最初から沈んだ顔をしていたけど、メダル授与の後、こらえきれなくなって泣いていた。

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しかし隣には、こんな明るい人も。

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ブラジルは本当に若いチーム。これから何度も優勝の機会があるだろう。
そしてその頃には、シェイラはプレーの要というだけでなく、皆から慕われ尊敬されるような、精神的支柱になっているのではないかと思う。

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2006.12.23

USA2

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       アメリカと言えば、やっぱりブロック

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           迫力のスコット姐さん!

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             いやんっ。 きまった~

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     こちらは飛び上がって喜ぶ、ウィルキンス(193cm)

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            左、バウン

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 メトカフが、注目してほしいと言っていた、若手のジョインズ

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               タイちゃん

そして、ダイナミックなスパイク。

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 相変わらずサーブで狙われていたが、以前より上手くなった印象

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       こちらもよく狙われていた、ウィルキンス

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              バウン

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             クロフォード

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               ねーさん

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        ベテランセッター、オーモーサントス

高さとパワーがあって、ダイナミックで、優れた選手がいて、監督が郎平で、でもなんだか大味で、勝ち切れないUSA。ここにトムが加われば、変るのか?
トムは、最近のインタビューでは、代表復活の可能性を否定はしていない。ただここを見ると、彼女は天才肌で、頭が良く、とがったナイフのような人なので、説得して代表に連れて来て、尚且つチームの中で生かすのは、Jennyの腕次第・・という気がする。
Naaさんの署名活動も、だいぶ集まっているし、来年WCではトムの姿を見られることを期待している。

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2006.12.21

USA1/Nancy Metcalf

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           不思議とよく曲がる腕

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            きまったーーー

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          こんなにあどけない笑顔なのに・・

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           この腕のたくましさ!

結局、9位に終わったアメリカ。1度も地上波で試合が放映されなかった。
私は大会前からメトカフに大注目していた。高さとパワーだけでなく、巧さとクレバーさ、陽気で明るい人柄。

初めてメトカフを見たのは、テレビでだったけど、昨年のWGPだった。
プレーに注目すると同時に、メトカフ自身にも興味を持った。彼女を見ていると、10年ほど前に訪れた、アーミッシュのコミュニティ(ペンシルバニア)を思い出した。文明の利器を使わず質素な暮らしをしている、キリスト教の一派。朝は馬車の音で目が覚めた。そこで出会った女性たちと良く似た雰囲気だった。
あるいは、「大草原の小さな家」。古き良きアメリカ。実際メトカフは、「大草原・・」の舞台、中西部の出身だ。

その後、グラチャンで生のプレーを見た。
テレビで見るより遥かにパワフル、そして滞空力抜群で、空中で止まっているように見えた。空中で相手の動きを全部見切っているんじゃないかと思うくらい、いいコースに、強弱つけて、打ち込んでくる。
ちょっと懐かしいような雰囲気はテレビで見た通りだったけど、表彰式を見ていたら、明るく陽気な人だなあと思った。

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          グラチャンでのメトカフ

グラチャン後に検索してみたら、インタビュー記事がいくつか見つかった。
それを見ると、頭の回転が速く、早口でよくしゃべる人で、好きなドラマはCSIに24、作家はメアリ・H・クラーク、スポーツととにかく食べることが大好きで、1番はピッツァ!ピッツァ!そして家族を大事にする・・・と、なんだか典型的なアメリカンガール、という印象だった。

今回の世界選手権は、膝の調子が悪かったのか、それなりに活躍はしていたけど、今ひとつだった。ジャンプもグラチャンのときより低く感じた。
でもどの試合でも、笑顔満開!グラチャンでは直前にメンバーが集められたせいか、少しバラバラな気がしたが、今回はずっとまとまった雰囲気で、メトカフもリラックスしているように見えた。

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          11/3 カメルーン戦

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          11/5 プエルトリコ戦

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1次予選の神戸で、会場から出てきたメトカフに声をかけた。とてもフレンドリーで優しい人だった。そして、一緒に写真を撮ってもらった。
撮り終わった後、「あーー、バナナ持ったまま、撮っちゃった!」とメトカフが言ったので、大笑い。(彼女はバナナをむしゃむしゃ食べながら、会場から出て来た)
食べかけのバナナを目の前にかざし、自分でも大笑いしていた。そのときの表情が、人の良さ炸裂で、あの笑顔を見たら誰もがファンになるのでは、と思った。

メトカフは、Jennyこと郎平監督の指示をみんなに伝える司令塔の役割もしている。Jennyは非常に細かい指示を出しているが、細かすぎるのか、こんなことも。

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            「あー、ハイハイ」

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          「ええ~、そんな」(こまかっ)

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             「ふ~~っ」

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         Jenny「だからー、レシーブは・・・」

ちなみに彼女は、レシーブもとても巧い。
プレーも人柄も、これからも目が離せないメトカフだ。

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2006.12.13

SCG2/Jelena Nikolic

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      歓喜するニコちゃん!!     でもガムが・・・

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     194cm、高い打点から繰り出すスパイク

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          レシーブも上手い、器用なニコちゃん

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               トスも上げます

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               爪も噛みます

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               舌も出します

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     ニコちゃん大活躍!ブラジルから1セット奪った瞬間

ニコちゃん(エレナ・ニコリッチ)が、こんなに可愛いお子様系キャラとは気づかなかった。
1にも書いたが、監督に怒られるとふくれっつらになる、でもアタック決めると子供のように無邪気に喜ぶニコちゃん。
12Vの初め、東レのぐるぐるまわる喜びの輪の中に入れず、呆然と立ち尽くしていた姿がウソのようだった。
どこかのインタビューで、「日本に行って、コートの中で感情を表現することの大切さを学んだ」と語っていたが、まさにその通りのニコちゃんだった。

プレーでも、伸び伸びやっていた印象で、負けはしたけど準決勝のブラジル戦など、スパイク、ブロックと大活躍だった。あの強力なブラジルのブロックをはじき飛ばしていた。
名古屋でエンドの観客席に直接飛び込む大ホームラン(?)サーブを見たときは、思わず笑ってしまったけど。
ニコちゃんの人柄は、東レの向井選手のブログからもよくわかる。セルビア・モンテネグロのキャプテン、ツィタコビッチにも可愛がられているようだし、周りの人が放っておけない雰囲気があるのだろう。

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表彰式で、とっても美しかったニコちゃん!・・・でも実はガム噛んでる

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      そして携帯してる・・・ まだ終わってないよ~

表彰式で、金髪をなびかせるニコちゃんは、本当に美しかった。
が、実は相変わらずガムくちゃくちゃ噛んで、終わり頃には携帯して・・・(笑)
でも出入り口付近にいたサイン待ちのファンの存在に気づくと、すぐに携帯をしまって、とことこ歩み寄って、サインをしていた。
なんだか本当に憎めない感じのニコちゃんだった。

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2006.12.10

SCG1/Vesna Citakovic

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                Coooool!!!

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                でも笑うと・・・

セルビア・モンテネグロのキャプテン、ツィタコビッチ。(Vesna Citakovic)
はじめて名古屋でこのチームを見たとき、若い選手ばかりで勢いのあるチームだなあと思った。その中でひとり独特な雰囲気だったのが、ツィタコビッチ。キャプテンだし年齢も上で落ち着いているのだろうと思ったけど、一体何者?という感じがした。
プレーでも、ここぞというときに見せるブロードが光っていた。
そんなわけで、ファイナル大阪ではツィタコビッチに注目した。

11/15 ブラジル戦。

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               止めたーーー!

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11/16 3位決定戦(イタリア戦)

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流れが相手チームに傾きかけると、ツィタコビッチのブロード、ブロックが、何度もその流れを断ち切っていた。
特に3決イタリア戦、セルビアのストレート勝ちかと思われた3セット目、勝ちを意識したのか浮き足立ってイタリアにリードされた。このとき、ツィタコビッチがサーブで相手レシーブを崩し、連続ポイント、そして逆転。

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   流れを呼び戻した、ツィタコビッチのサーブ

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   なんてことないサーブに見えるが、手元ですとんと落ちる

そして・・・

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ツィタコビッチの年の割に(27歳)非常に落ち着いた雰囲気から、きっと結婚しているんだろうなと思っていたが、ニコちゃんとの抱擁シーンを見たとき、もしかしたら子供もいるんじゃないか、と思った。ニコちゃんを見つめる目が、母のそれだったから。

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  大きなニコちゃんの身体を右に左に何度も揺らしていた

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ちなみにニコちゃんは、表彰式のカルデロン&ヒュールストに次ぐ、ナイスお子様キャラだった。相変わらずガムをくちゃくちゃ噛みながらプレーをする、監督に怒られると(よく怒られていた。怒りやすいキャラなのでは)ぶすっとふくれる、でもポイント決めると子供のように喜ぶ・・・東レの向井選手がブログに「big baby」と書いていたが、そのまんまのキャラだった。また2で紹介したい。

家に帰って調べてみたら、やはりツィタコビッチには子供がいた。
こちら、1番最後の画像で見れる。
まだこんなに小さな可愛い子供を残しての長い遠征は辛かっただろうし、キャプテンとしての役目も本当に大変だったと思う。若い選手ばかりだからか、あまり泣いている選手はいなかったが、彼女はかなり長い間泣いていた。

イタリアに勝ったとき、子供や家族のことなど浮かんだだろう。
そんな彼女が身にまとったのは、「セルビア・モンテネグロ」の国旗ではなく、「セルビア」の国旗だった。

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左が「セルビア・モンテネグロ」の国旗。右が「セルビア」の国旗。

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メンバー全員がセルビア人のこのチーム。
表彰式でも、メンバーが掲げたのはセルビアの国旗だった。
その表彰式。

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嫌な流れを断ち切る技と精神力を持っていて、一見クールそうなのに大きな包容力と温かさを感じさせる、ツィタコビッチ。
今回の大躍進の原動力になったのは、ジェンシロ、ニコリッチ、スパソイエビッチを中心とした若手選手たちだけど、ツィタコビッチという支柱なくして、この結果はなかっただろう。

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2006.12.08

Russia2/Gamova & Shashkova

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          11/11 アメリカに快勝

11/12 2次・ブラジル戦。

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           ガモワ(Ekaterina Gamova)

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          この日、シャチコワは欠場。

第4セット、ブラジルとの一触即発の雰囲気の中・・・

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             この表情。

11/15 イタリア戦。

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           シャチコワ(Lioubov Shashkova)

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11/16 決勝・ブラジル戦。

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