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2009.09.20

Novara

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       アシスタントコーチ、中田久美さん (WGPにて)

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      セッター、キリロワ。 左は夫で元ロシア監督・カプララ

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          アメリカ代表、Tom Logan

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          オランダ代表、Manon Flier

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          ドイツ代表、Margareta Kozuch

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          ポーランド代表、Anna Podolec

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          左、ポドちゃん。(右、グリンカ)

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          イタリア代表、Jenny Barazza

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いやもう豪華過ぎだろう、というこのNovara(イタリア・セリアA)のメンバー。
一番びっくりなのは、44歳のキリロワがいまだ現役でトスをあげるということと、その昔ライバルと目された、同い年の中田久美さんがアシスタントコーチとして参加すること。それも最初はジュニアのコーチか?と言われていたのに、今久美さんのブログを今見たら、U-14とA-1(トップリーグ)担当とのこと。素晴らしい!!

そして、オランダ、ドイツ、ポーランド、それぞれの国の若きエース3人と、イタリア代表ベテランのバラッツァとパッジ、アメリカのトム・・・と、これでもか!というラインナップ。ノバラは2年連続でリーグ準優勝なので、今年こそは何がなんでも優勝を!というところだろう。それにしても、お金持ちなんだなあ、このチーム。

選手の中で、注目はトムか。このメンバーの中で、うまくやっていけるのかなあ、という意味で。
アメリカの雑誌「Volleyball Magazine」の7月号に、「Freedom Child」と題して、トムへのインタビュー記事がある。そこに、久光でのことが書かれてあった。曰く、
”・・・日本ではほとんど一人で過ごした。それは練習で疲れていたこともあるけど、文化の違いが主な理由だった。私にとって、言葉の違いだけでなく、日本のやり方に合わせることは、とても大変だった。私はアメリカ人だから、納得しなかったり疑問に思ったことは、話し合え、と教わった。でも日本は「very old culture」で、(言われたことに)疑問の余地なく従う。”

要は、日本のやり方に全く合わなかったということだろう。
たしかに、決勝ラウンドの頃、トムはひとりでぷんぷん怒っていた。チームの中で、明らかに浮いているように見えた。リーグの最初の頃は、チームに溶け込もうと一生懸命努力しているのがわかったけど、その頃にはもうそうした努力は投げ出しているように見えた。
決勝戦で、始まってすぐのタイムアウトのときに、橋本選手に何かまくし立てていて(隣でスタッフが通訳していた)、橋本選手は泣きそうになって、ただただうなずくだけだった。そのときの写真がこれ。

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 写っていないが、左で、自分のことを指差して話しているのがトム。

全日本で竹下選手の跡を継ぐとばかり思っていた橋本選手が、久光をやめて、一体どうしちゃったんだろう、と思っていたら、スウェーデンリーグに行くそうだ。スウェーデンは、ビーチは人気だが、インドアは聞いたことがない。
以前車体にいたスウェーデン人のアンジェリカは、インドアが自国で盛んでないので、大学からアメリカの強豪・ハワイ大に進学し、卒業後はずっと海外リーグを転々としていた。
だから、そんなに強いリーグではないと思うけど、異国でひとりでチャレンジすることに、意義があると思う。
以前久光にいたトーマス選手(アメリカ)が、「日本のチームにいたときは、セッターの鶴田(原)選手が英語が堪能で、コミュニケーションが充分にとれて良かった」とインタビューで答えていた。やっぱりこれからのセッターは、英語は必須なんじゃないかと思う。
去年かおととし、WGPに来て、海外チームの試合をスタンドの隅で見ていた橋本選手を見たことがある。席はあたり一面空いていたが、ずーっと席から立ち上がって、食い入るように見ていた。ラフな格好で、男の子みたいだった。全日本に入りたいんだろうなあ、と思ったが、今は試練のときか。頑張ってほしい。

話を戻して、トム。

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一抹の不安はあるが、トムは"Jenny"郎平や吉田監督とはうまくいっていたようなので、久美さんともうまくいくかもしれない。何考えてるんだかわからない日本人じゃなく、「てめぇら・・・!」の久美さんだから。日本人でも、こんなにはっきり言う人がいるんだ!!とトムも感激するかもしれない。
あらゆる意味で、久美さんには大きな期待をしたい。

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2009.09.08

Margareta Kozuch

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       Margareta Kozuch (マルガレータ・コズーフ)

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メンバーが一新し、若さと明るさと勢いがあり、レシーブとつなぎも良くなって、これからの期待大のドイツチーム。
その中で、一番印象に残った選手は、Maggi(マギー)ことコズーフちゃんだった。3年前の世界選手権にも出ていたけど、そのときの印象はあまりない。
今回は、日によって波はあったけど、のっているときの彼女のスパイク・・・特にバックアタックは、凄かった。
元気いっぱいのドイツチームの中で、さらに明るく、笑顔の絶えない選手だった。

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彼女はポーランドとドイツのハーフらしい、という情報を得て、調べてみた。すると、ハーフではなく、両親共にポーランド人だった。父親は、ポーランドの元バレーボール選手。
コズーフは、ドイツ(ハンブルグ)で生まれて育っている。両方の国籍があるようで、3年前のポーランドの新聞のインタビューによると、ポーランド・バレーボール協会からも、ナショナルチームに入らないかと打診があったそうだ。悩んだ結果、生まれ育ったドイツのナショナルチームを選んだ。父親は、彼女の選択を尊重してくれたという。
たしかに名前も見た目も、Polishだ。グリンカの若い頃にもちょっと似ている。

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           グリンカ似。キャラも・・・・・?

将来的に、ポーランド代表になる可能性は、なきにしもあらずだろうか。
でも今のドイツチームの若きエースなので、このままドイツの代表として頑張っていってほしいと思う。

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