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FIVBのワールドグランプリのサイトに、中国のヌイヌイが年内はプレーしないというニュースが載っていた。
去年の初めに痛めて、さらにアテネの初戦で骨折した脚の状態が、まだ良くないようだ。焦る必要は全くないので、ゆっくり休養して欲しい。
なんて言うのは建前で。
うっそーー、出られないの!!??
WGP決勝の仙台で、生ヌイヌイを見られると思って、すごく楽しみにしていたのに・・・・。
ワールドカップでヌイヌイを見た友人から、「はるか頭上から、ドーン!とすごいスパイクを打つ」「顔がこーーんなに小さくて(こぶし大)、すっごくキュート」と聞いてたので、早く見たいと思っていた。
控えセンター、18番・チョウペイのプレーが見れるのは嬉しいけど、やっぱりヌイヌイのプレーが観たかったなぁ。
この記事の中で、中国の監督が、オランダのことを、急速に進歩している、2008年にはライバルになるかもしれない、と言っている。
まあ北京はともかく、WGP決勝に残る確立は高そうだ。フランシーと、ライトのマノン・フリールのプレーが見たい。フリールのことは、以前こちらに書いた。
一方イタリアは、中心選手がごっそりいないので、仙台では見られないかもしれない。
上のWGPのニュース記事の中に、ボニッタ監督の談話が載っている。それによると、イタリアのキャプテン・レッジェーリは年内はお休み、2006年から復帰。トグット、リニエーリ、カルドゥロも今夏はじめまでお休み、ヨーロッパ選手権のトレーニング開始から戻ってくる、とのこと。
オリンピックで活躍した選手たちを、今年はしっかり休息させるイタリア・・・当然か。
日本も、中心選手をもっと休ませてもいいんじゃないかなあ、と思う。
ポーランドは、来月東京で見られるので、楽しみだ。特に大砲・グリンカ!
でもこのグリンカ、何かと周囲が騒がしいようだ。
スコブロニスカの公式サイトの中のニュース記事を見ると、去年イタリア人と結婚したグリンカが、イタリアのナショナルチームに入るのでは、と取り沙汰されている。(現在、彼女はふたつの国籍を持つ)
これに対して、「 I want to play for the white-and-reds. 」と語っている。(白と赤はポーランドの国旗の色)
そう言いつつ、私にとって一番重要なのは北京に参加すること、もしもポーランドがオリンピックに参加できなかったら、イタリアメンバーとして北京に行きたい、と語っている。
うーん、なんだか。歯切れが悪いなあ。
と思ったら、「問題は、イタリアが私を望むかということ。私の知る限り、ボニッタ監督は外国選手を好まない」んだそうだ。
そもそも、以前から、グリンカとポーランドバレー協会との間には、確執があった。
チームは、グリンカの大活躍もあって、2003年のヨーロッパ選手権で優勝した。グリンカの言葉を借りれば、「歴史的な偉業を成し遂げた」にもかかわらず、チェアマンが約束した報奨金がいまだに支払われていない。4月までに事態が変らなければ、ポーランドのナショナルチームにはいない、という記事が、3月に載っていた。
ポーランドバレー協会は、超貧乏で財政難だから、なかなか払えないようだ。でもきっと、優勝したときに多額の賞金が出ているだろうし、なんの見返りもなかったことで、選手の不満も噴出したのだろう。特に、優勝の立役者だったグリンカは。
この件は、支払うということで、一件落着したようだ(でも、分割・・・)
こういった経緯を見ると、「イタリア代表・グリンカ」の姿を見る日も、近いかもしれない。
「ポーランド代表・グリンカ」の姿を、来月・東京では、しっかり目に焼き付けておきたい。
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